2024年08月02日
BOX1_クリエイティブコンテスト2024【夏】
2024年07月08日
フジヤ様新人研修を行いました!
はじめまして。昨年の5月に入社したKです
今回は4月末に行ったフジヤ様新人研修についてご紹介したいと思います!弊社では毎年株式会社フジヤ様の新入社員の方に向けた研修を行っています。私自身まだまだひよっこなのですが、頼れる先輩方と一緒に研修の準備をすすめました。
研修では、あらかじめ倉庫にブースを作り、それを説明しながら実際に簡単な展示台を組みたててもらうワークショップを行います。例年、倉庫に保管されているメイン部材からマイナーなものまですべて使った贅沢なブースを作っているのですが、今年はこんな感じに構成してみました。
オクタノルムオールスターズって感じですね
加えて今年のJAPANSHOPボックス・ワンブースにてアイキャッチ効果をもたらした期待の新星「オクタルクス」も登場。当日の皆さんの反応が楽しみです。設営にはひでの工芸さん、坂田電気工事さんにご協力いただきました。ありがとうございました!
そうこうしているうちに研修日の4月25日になりました。前日の天気が雨だったので心配しておりましたが、研修当日は快晴で、最高気温は26度でした。当日は豊洲にあるフジヤ様の本社にシャトルバスを手配しているので、朝9時半に集合します。
ロビーで待ち合わせの時間まで待機していると、続々と新入社員の方が集まってきます。ほとんど新卒採用だそうで、やる気に満ち溢れたエネルギッシュで初々しい様子に少し圧倒されました。私も数年前はあんな感じだったんですかね・・・
点呼とご挨拶を済ませたら、先輩社員のNさんHさんと一緒にバスに乗り込みます。引率のボックス・ワン社員含め総勢28人で千葉県は八街にある弊社の倉庫へ向かいました。1時間弱のドライブです。特に何の準備もなしに乗り込んでしまったのでアドリブでバスガイドをしないといけないのですが・・・頼れる先輩Hさんが颯爽とマイクを片手に自己紹介から今日の流れを説明してくださいました!
途中休憩をはさみながら11時頃八街の倉庫に到着しました。
八街倉庫 通称「NUTS」ではブースを構成するシステム素材を数多く保管しています。営業から送られた荷出しと呼ばれるリストをもとに必要な部材を倉庫から取り出し、設営会場まで届け、会期終了後に撤去してまた倉庫に戻す。これが一連の流れです。膨大な部材の山から必要なものを揃えて送り出してくれる八街倉庫は、私たちが仕事をするうえで欠かせない大切な拠点なのです。NUTSの皆様いつもありがとうございます。
名刺交換を行ってから、ボックス・ワンの仕事の流れや倉庫に保管されている部材の説明を行います。説明担当はサウナとラクロスが大好きな先輩Iさん。まるでスポーツインストラクターのような貫禄で、とてもわかりやすく部材の説明をしてくださいました。フジヤの新入社員の皆さんも興味津々で、真剣にメモを取りながら聞いています。
一通り説明が終わったら、前日に組み立てたブースを自由に見学してもらいます。実際にブースの部材に触れて、質問事項があれば私たちボックス・ワン社員が答えていきます。どんな構造になっていて、どんな組み合わせができるんだろう・・・。いろんな質問が飛び交う有意義な時間となりました。
お昼休憩をはさんで、午後の部はNUTSの倉庫内見学と組立て演習です。
広い倉庫の中は部材ごとにエリア分けされており、部材が出しやすいようにメンテナンスと管理が徹底されています。NUTS所長が新入社員の皆さんを案内していきます。その間私はほかのメンバーと一緒にお昼の片づけと机の撤去を行って、倉庫見学後の組み立て演習の準備をしていました。
さて、演習を行う前に実際に弊社社員が組み立ての説明とお手本を見せるのですが、それを誰がやるかはその場で決めることになりました。
選ばれたのは私と先輩Nさんです。二人で一緒に高さ2.4mの壁付展示台を作ります。組み立ての説明を聞きながら私の頭の中では走馬灯っぽいものが流れていました・・・
忘れもしないあれは入社して1週間もたたない頃、設営現場見学ということで訪れた有楽町国際フォーラムの基礎現場、職人さんがてきぱきとブースを立てていく中、練習してみよう!ということで私はホールの隅っこで30分かけてやっと1台の展示台を組み立てていました。汗だくでした。そうです。いつもブースを組み立ててくれるのは協力会社の職人さんなので、実際に部材を組み立てた経験は数えるほどしかないのです。
フジヤの新入社員さんの期待のまなざしを浴びながら、不安を悟られないよう組み立て始めます。まず展示台の足を作り自立させ、作った枠に板をはめ込んでいきます。私はこの板をはめ込む作業が大の苦手でした。厚さ4mmのリースパネルをポールの溝にはめ込むので、少し上に持ち上げながら隙間を作らないといけません。パネルをうまく取り付けられるかどうかはコツとかその日の体調とか気温とか風水とかが関係してきます(嘘です)。足をビームとパネルの間に入れてうまいことやればできるのですが感覚の世界なので難しいです。ここでもたついて30分使うわけにもいかないので手早く済ませます。ドキドキしながら板を入れ込むと、・・・なんとか無事に一発できれいにはめることができました!涼しい顔でやってましたが内心冷汗が止まりませんでした。でもうまくいって本当に良かったです。
お手本を見てもらった後、3〜4人のグループに分かれて実際に組み立ててもらいます。フジヤの皆さんも苦戦しながら各々組み立てていきました。ボックス・ワンチームは各チームを見守りながらサポートに回ります。私が見ていたチームも初めて触る部材や工具に戸惑っている様子でした。皆さんやはりパネルの差し込みが難しかったようで30分ほどかけて全部のチームの組立てが終わりました。お疲れ様でした!
組立てを見ている分には簡単そうなのですぐにできると思いがちなのですが、やってみると案外難しいです。今回は壁付の展示台のみでしたが、実際の展示会ではブース全体の壁面のほかにパラペットやその他の造作が必要です。職人さんはそれを短時間で作り上げてくださいます。さに職人さんのスキルあってのものなのです。できあがった展示台を見て誇らしげなフジヤの皆さんはなんだかとても眩しかったです。
最後に組み立てた展示台を背景に記念撮影をします。皆さんとてもいい笑顔でした。
約半日にわたる研修スケジュールが全て終了しました。フジヤさんは通常オクタの組み立ては行いませんが、こうして実際に現場で扱う部材を見ることで、ブースで実現可能なデザインや仕組みについて深く知ることができたのではないかと思います。私もとても勉強になりました。これから展示会の仕事をするうえで、この日の経験を存分に活かしてもらえたらいいなと思います。
フジヤのみなさん、ボックス・ワンチームの皆さん、先輩方、ありがとうございました!
2024年07月01日
新入社員教育研修会 −宇宙旅行編−
営業部の壇辻です。
先日、求人情報サイトに掲載する写真を撮影していただきました。
バンドのアーティスト写真のように並んで撮ったり、
談笑しているところも撮っていただいたので、
なんだか雑誌モデルになったようで良い気分でした。
さて、肩で風を切って先輩風を吹かせていたところ、営業推進課より案内をいただき、
東京ディスプレイ協同組合主催の「新入社員教育研修会 業界編」に参加してきました。
ディスプレイ業界に入ったばかりの新入社員に向けて、
業界の先輩方の経験談やグループワーク(コミュニケーション研修)を通して、
同業の同期の方たちと交流を図ろう、というイベントです。
230名ほど集まっていて、皆すこし緊張しているようでした。
ディスプレイ業界で働く5名の先輩社員の方々から実体験に基づいたお話を伺いました。
業界で仕事を進めていく中でのリアルな気持ちや意見をお聞きすることで、
・1番印象に残っている仕事
・ディスプレイ業界はどう変わっていくか
・業界に関わっていてよかったこと
クライアントとも先輩社員とも良いコミュニケーションが取れていたことで
信頼関係を築くことができ、大きな案件でも上手く仕事を進められたそうです。
私たち新入社員へのアドバイスとしては、先輩社員へよく聞き、見習い、学ぶことで
プロの視点と人間力を養い、自分の価値を高めていこうと仰っていました。
クライアントからリサイクルやリユースできる部材の使用を検討する声も多いと言い、
システム部材の使用も今後増えていくのではないかと話されていました。
コンセンサスゲームとはチームで協力して共通の意思決定と合意形成を目指すゲームです。
今回のチームは6人、乗っていた宇宙船が不時着してしまいました。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+【NASA問題】あなたは班員と共に宇宙船に乗って月面に着陸しようとしていました。
当初の予定では明るい月面へ迎えに来る母船と合流することになっていましたが、
機械が故障してしまいました。宇宙船は着陸予定地点(母船とのランデブー地点)から
100マイル(約160km)離れたところに不時着してしまいました。宇宙船はほとんど壊れてしまい、載せていた機械や物品の多くが使用不能となりました。
なんとかして母船に辿り着かなければ全員遭難してしまいます。
下記の物品は、不時着時に難を免れ完全なまま残っているものです。
大事なものからその重要度に従って順位をつけなさい。マッチの入った箱 / 宇宙食 / 長さ20mのナイロン製ロープ
ソーラー発電FM送受信機 / 45口径のピストル2丁 / 粉ミルク1ケース
酸素ボンベ45kg / 月面用星座表 / 磁気コンパス / 水20L+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
母船に辿り着くために重要なものを個人で順位を付けたあと、チームで話し合います。
チーム全員、宇宙旅行の経験はなかったのですが、和気藹々と意見の交換や
知らなかった知識を共有しながら、チームでの順位を付けることができました。
コンセンサスゲームでは、個人で考えるよりチームで考えた方が
意見の交換や情報の整理によって良い結果となることが多いそうです。
ということは、仕事においても個人で抱え込むよりチームに相談する方が良いですね。
コミュニケーションスキル、問題解決能力、チームワークの重要性を学ぶことができました。
各社の新入社員の方たちと食事やお酒をいただきながら、
名刺の交換やこれからどんな職種に就くのか等、いろいろな話題で話に花が咲きました。
今後お仕事でご一緒できると嬉しいですね。
今回の研修会のレポートは以上です。
研修会で学んだことを日常の業務に活かし、
コミュニケーションをさらに円滑にしていきたいと思います。
不時着しても、きっと生き残れます。