どーも!はじめまして。
今年の4月に入社した新人、営業3課の井上です!
入社してから2カ月、まだまだ分からない事だらけな私ですが、僭越ながらこの度初ブログをかかせていただくことになりました。
私にこんな大役が務まるのだろうかと戦々恐々としながら過去のブログを覗いてみると…
なーんだ。みんなこんな軽いノリで書いてるなら大丈夫だなと胸を撫で下ろしました。
さて、私は6月の4日から7日にかけてANEX2018に行ってきました。
ANEXとは、Asia Non woven Exhibition and conference (アジア不織布産業総合展示会・会議)の略で日本で開催されるのは実に12年ぶりなんだそうです。
アジア不織布産業総合展示会・会議と聞いて私の頭の中は、不織布ってなんぞや??読んで字のごとく織ってない布の事かな??織らないで布ができるのか??などたくさんの疑問が飛び交いました。
なんでも知ってるグーグル大先生に質問してみると、不織布とは、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものだそうです。
ローコストで大量生産が可能なため特に清潔さを保たなければいけない製品、例えばマスクやオムツ、ウェットティッシュなどに使われるようです。
不織布の製法には様々あるようですが、その中で一つ目にとまる製法がありました!それがこちら!
ニードルパンチ法
高速で動く針でフリース素材を何度も突き刺してできた突起を絡み合わせることでシート状にする製法
普段私たちの仕事でも沢山お世話になっているあのパンチカーペットもこの製法ですね。
そんな生活でも仕事でもお世話になっている不織布さんたちの展示会に行けるなんてなんて私はなんてラッキーなのでしょうか!!(思ってない)
なぜ今回私がこの展示会に行くことになったのかと言うと、社長からこんなミッションをいただいたからです。
「今度開催されるANEXって展示会でイスラエルからの出展者の会期中のお手伝いをしてほしい。」
まぁ簡単に言えばパシリってやつですかね。
実際、やることはと言えばゴミ捨てや掃除、ミーティングルームのフォルムチェンジ(下記参照)、エアコンの排水処理程度のものではっきり言って暇でした。
時間がたくさんあったおかげで、いろいろなブースを見学することができました。
暇な時間をフル活用して撮影した会場の様子をご覧下さい!(やっと本題に入れた)
まずは件のイスラエルの出展社さんのブースです。
私が施工に携わらせていただいたものの中では最高難度の木工ブースでした。
この曲線のキレイで大きな壁の裏にはミーティングルームがあります。
こちらがそのミーティングルームです。
写真からは見切れてしまっていますが、エアコンがついて、モニターも完備した居心地最高の部屋になっています。
でも、10人くらいしか入れそうにない部屋ですね...これが展示会ブースの限界かぁ
なーんて思った方は大間違いです!フォルムズの皆さんが腕によりをかけて作ってくださったこのミーティングルームはこんなもんじゃありません!!
こーんなかんじで中央のパ−テーションを開くと、となりにもう一部屋現れます。
これを、ああして、こうすると、下の写真のように大部屋に変身するのです!!
この部屋のフォルムチェンジの作業を会期中に行うことが私のミッションの大部分でした。
机の連結にボルトをを使用したりするので、出展社さんだけで行うのは少し大変です。
こんなに住みたくなるような部屋でも会期が終わってしまえば壊してしまうのはなんだかもったいないですね。
他にも世界各国から沢山の企業が出展していました。
私の目に留とまったブースをいくつか紹介します!
左右対称に作られたブースが安定感がありますね。
周りにいるお客さんも国際色豊かですね。
子供部屋を思わせるようなデザインのブースです。
オムツの材料となる生地の展示でした。
システムの具材を使ったブースのなかで一番面白いと思ったのがこちらのブース。
決められた規格のシステムでありながら、直線と曲線を巧みに使っています。オクタノルムの可能性を感じました。
こちらも同じくシステムをつかったものなのですが、システムっぽさが感じられないですね。
オクタノルムで建てた後、その周りを出力ボードで覆っています。
オクタノルムのいいところは崩した後に廃棄となるものを極力抑えられるところですね。
エコに厳しいこんな世の中ですので、これからの出展を考えていらっしゃる企業の方はご一考ください。
布のぬの字も知らない若造がずっとふらふらしているという変な光景だったかもしれませんが、ANEX2018で実際に多くのブースを見て回れたことは自分にとって大きなプラスになりました。
次回日本で開催されるのがいつになるのかは分かりませんが、ぜひ自分の担当ブースを持ってまた来たいと思いました。
以上!!!