2023年12月01日

Japan Mobility Show 2023。

ども。管理部の大西コジロウです。
過日Wセンパイより「行ってこい!」との出動命令が発せられ、行って参りました。
Japan Mobility Show 2023。


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日ごろデスクワーク中心でほとんど外出なんかしない出不精。
基本、椅子に根を生やして生きているため
生息地・小岩からはるばる東京ビッグサイトまで
たどり着くのにも一苦労でした(汗)。

が!さすがトップクラスの展示会です。
到着するや、空気さざめく臨場感と来場者の皆さんの「熱気。」に包まれ
ハッと目が覚めました。

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ものすごい数の人たちがものすごい列をなしてものすごい速さで進む方向に
無意識のまま、ただ翻弄されるがままに押し流されていくと


そこはもうまばゆい世界でした。


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人気のブースは横幅&高さともにオーバーサイズな人垣ができていて
果たして前方では何のデモが行われているのか
さっぱり見ることはできませんでしたが、

その奥の巨大なスクリーンに映るきらきらした光線と
人垣をなしている皆さんのどよめき&ざわめきの感嘆の具合から
きっと何か面白いことが繰り広げられているに違いないなすごいな!と
ひととおり自分の目でちゃんとみたかのような
都合よい錯覚をして満足しました。

どこまで進んでも人の山・人の波です。
だからこそ!
やっぱり展示会ってすごい。たのしいって思いました。

4年ぶりのライブ感。
リアルの会場には、人の熱量とか喧噪とか場の躍動感とか
そういうの全部ひっくるめて
五感をつうじて「心の芯。」にじかに伝導してしまう
圧倒的なエネルギーがあります。

さらに目の前にはこれまで見たこともない、
想像の遥か彼方を上回ってあり余る
まったく新しい技術を取り入れた未来的な製品があって
しかもそれを至近距離で「目撃。」して
触れることさえできてしまうのでした。

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かつて映画やSF小説のなかだけと思っていた近未来的な「乗り物。」は現実ものとなって
今や目の前にあって実際にさわったり乗れたりしてしまう恍惚。

ほんとうに心から「車が好きだ!」という様子でフロントボディをいとおしく撫でるひとや
試乗するために1時間以上も列に並んでいるのにとっても楽しそうなひとたち。

そういう光景に「温度感。」をもって出会えるのは
会場にちゃんと足を運んだからこそなんだ!と
あらためて思いました。
腰の重たい出不精な自分を
鶴の一声で出向かせくれてありがとう・・・!Wセンパイ。


そして今回、一番ひびいたこと。

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「自動車整備士になろう!」というコーナーにいた
「自動車整備士になりたい!」という純度の高い想いが
その瞳にまっすぐあふれているこどもたち。


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その無垢なまなざしに一瞬間、引き戻されてしまった浮遊感。
その無垢な姿に、思いがけず心がうごいて思い出しました。

かつてこどもだったはずの自分。
「〇〇になりたい!」「〇〇もやってみたい!」って
たしかに「夢。」みたいなのをそういえばもってたなーって。


自動運転だ近未来だAIだ!とか次々にいろいろあって
たしかにそういういろいろはひとの生活の助けになっているし
便利な世の中を連れてきてくれているのですが

いっぱしのプロみたいなちっちゃい「つなぎ服。」を身に付けて誇らしげで
澄んだ瞳のあの子が大きくなったときに

「夢がかなってうれしい!よかった!」と思えるような未来、
「ひとの手。」による、たとえば
自動車整備士みたいなお仕事などがこの先の未来に

きっとどうかちゃんと残っていて欲しいな。と、
超便利なAIと
ひとの手じゃないとどうしてもダメだ!っていう両方が
バランスよく共存できている世っていいな。と、

わりと本気で強く思ったのでした。

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近未来系の会場で一番心に残ったものが
ひとの手が介在して真剣に手間ひまかける「アナログ。」だったことに
アナログびいきでアナログ大好き人間の自分はちょっと驚きました。
だって意外だったから。ここで出会うと思ってなかったから。

しかしそれはなんだかとても腑に落ちて
ちょっとうれしかったです。 

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そういう何かとの「出会い。」「気付き。」がある展示会に
また行ってみたいです。

はじめて見るあたらしいものを前にして
ただただ純粋無心にわくわくしていた、
かつてこどもだったあのころの自分を連れて。


posted by ボックス・ワン at 10:00| Comment(0) | 展示会場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする