2015年11月26日

東京オリンピックのために展示会が中止になるということは納得いきません。

 こんにちは社長の豊田です。 

 今回は東京オリンピックのメディア施設として東京ビッグサイトの展示会場の大半が長期にわたり使用されることについて意見を述べさせていただきます。

 昨年あたりから、東京ビッグサイトがオリンピックの競技施設やその他関連施設に使用されるのではないかとの懸念がありました。 私ども展示会にまつわる仕事をしている一人としてはそのオリンピック施設利用の話題に関しては神経を尖らせており、どんな結果になるのかいつも不安な気もちを抱いていました。 

 その後の発表によると、ビッグサイトの東側に新たに16,000uの展示棟が建つこと、そして西側にも20,000uの展示棟が建つことが決定されました。 また今年に入っては当初ビッグサイトで競技するはずのフェンシングなどの3種目を幕張メッセに移したことなどで利用施設は分散されて幾分は安心しておりました。

 そんな中、10月22日に東京ビッグサイトが展示会主催者等を対象に「オリンピック開催に伴う現時点での利用制約についての説明会」を開催いたしました。 それが下記の展示会場の利用制約の期間です。

2015.10.22 ビグサイト利用の説明文書.jpg

これを見たら驚きました。 

 全体の6割を占める東側ホールが新設ホールを含めて2019年4月から2020年11月までの1年8カ月にわたり国際放送センター(IBC) として使用され、西側ホールも新設棟含めて2020年4月から2020年10月までの7か月間プレスセンター(MPC)として使用することなどとの説明を受けました。

 寝耳に水です。 
ただでさえ展示会場が不足している東京で1年8カ月間、東京ビッグサイトが展示会として使用出来ないということは、確実に多くの展示会が中止に追い込まれるということなのです。

 そもそも東京ビッグサイトの総面積は8万uで日本では最大で大きく感じますが、それを世界の展示会場と比べると何位だかお解りですか? 実際は世界で68番目にしかすぎないのです。 一番大きなハノーバーメッセは実に47万u(約6倍)あります。 お隣り中国の上海の展示会場もビッグサイトの2.5倍の面積を持ちます。 あまり知られてないことですが、この際ハッキリと言わせていただきます。 今の日本の経済規模と比較してみると、日本の展示会産業はまだまだ後進国なのです。

 この発表後の東京新聞の記事を付け加えます。
2015.10.24 東京新聞.jpg


毎年、ここで300本開催されている展示会はどうなってしまうのでしょうか? これらの展示会場の代替案はビッグサイトからは全く提示されておりません。 多少の展示会は都内や地方の展示会場に移れたとしても、ほとんどの展示会が行き場所を失うのではないでしょうか。 
 
 展示会に深く係る、主催者、運営会社、設備会社,そして私達の装飾会社などの多くの企業がこの説明に関して憤りを感じております。 このままでは私達中小企業の多くが仕事を失い、倒産する可能性が出てくるからです。

 そんな深刻な事態にならないよう、例年通りすべての展示会が開催されるように、この業界に身を置く私どもは力を合わせて、手遅れにならないうちにこの問題を解決したいと願っております。

 ここで私共の企業200社が参加している日本展示会協会(日展協)からの公式声明文を下記に添付いたします。
声明文 1.jpg


声明文2.jpg


私達は東京オリンピックの成功とともに、ビッグサイトの全展示会を例年通り開催できるように、「メディア施設を東京臨海広域防災公園に新設すること」を要望します。 

 そしてこの声明文に賛同していただき、署名して一緒に声をあげていきましょう。

0001.jpg


 是非、この活動をお知り合いの方にも拡散してください。
  【署名活動WEBページ】

  http://www.nittenkyo.ne.jp/article/15247894.html

  よろしくお願いいたします。




posted by ボックス・ワン at 11:41| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

職長・安全衛生責任者教育講習会 職長・安全衛生責任者教育講習会 職長・安全衛生責任者教育講習会

みなさんはじめまして!!

営業部大森です。

さて今回私が受けてきたのはタイトルにもありますが「職長・安全衛生責任者教育講習会」を
受講してきました。

1日8時間の授業を2日間
現場作業における労働災害・事故を無くす為に何が必要かをみっちりお勉強しました。

授業は基本的には教本にそって行われました。
IMG_7531.JPG


その中で私個人的には普段聞きなれない言葉がありました。

それは「リスクアセスメント」

リスクアセスメントとは、事業場にある危険性や有害性の特定、リスクの見積り、優先度の設定、リスク低減措置の決定の一連の手順をいい、事業者は、その結果に基づいて適切な労働災害防止対策を講じる必要があります。

このようなキーワードは講習を受けるまでまったく知らず毎回現場に向かっていました。

現場での作業は事故が付き物です。
これを未然に防ぐにはどこに危険があり、どのような事故が起こりうるかを想定しながら作業を行わなければいけないという事を再認識しました。

IMG_7530.JPG


授業は教本に沿ったものだけではなくグループワークを行いました。
色々な職種の方々とどこに危険が潜んでいるかどこに注意を置くべきかをディスカッションし
最後に発表をします。

グループによって様々な観点があったので非常に参考になりました。

2日間を通して今まで注意をしていなかった場所に危険が潜んでいること、それを防ぐ為のコミュニケーションの方法を勉強できとても勉強になりました。

IMG_7661.JPG


最後に2日間がんばった勲章を頂きました。

これからの現場は安全第一で勉強したことを生かしていきたいと思っております。

お疲れ様でした。




posted by ボックス・ワン at 16:13| Comment(0) | 会社行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月04日

歴史的建造物写真紀行 その1

皆さんこんにちは。
企画部の伊藤です。

以前このブログで何度か写真関係のエントリーを書いていましたが、新企画として趣味の歴史的建造物撮影に絡めて、日本の建築物・建築家を紹介するシリーズを立ち上げてみようと思います。

題して、「歴史的建造物写真紀行」!!


日本建築史を考えた場合、まず最初の建築家として、この方を取り上げざるをえないでしょう。

辰野金吾氏です。

日本の近代建築の父的存在のジョサイア・コンドル氏の教えを受け、工部大学校(のちの帝国大学工科大学、現在の東京大学工学部)を首席で卒業。英国留学を経て造家学会(のちの日本建築学会)を設立。
明治から大正時代にかけて活躍した、まさに日本建築界の先駆的存在です。


そんな辰野金吾氏の主な作品ですが、まずは

日本銀行本店(1896年/東京都中央区/重要文化財)
IMGP0886.jpg


柱やドームなどのバロック様式に、規則正しくならぶ窓などのルネッサンス様式を取り入れたネオ・バロック建築。
正面の道路幅が狭い上に建物自体が横に長いので、この建物は正面側からの全体像の撮影が難しいです。


続いて、

日本銀行大阪支店 (1903年/大阪府大阪市)
IMGP1576.jpg


こちらもバロック様式。ベルギーの国立銀行をモデルにしたと言われています。
ここは建物自体は撮りやすいのですが、道を挟んだ向かい側に大阪市役所があり、交通量・人通りともに多い地区ですのでなかなか建物だけを綺麗に写すことは難易度高いですね。


そして辰野金吾と言えば所謂「辰野式」
赤煉瓦と白い花崗岩を帯状にめぐらせるデザインは、当時一世を風靡したといいます。

その代表作が

中央停車場(現・東京駅)(1914年/東京都千代田区/重要文化財)
IMGP4071.jpg


太平洋戦争末期、アメリカ軍による東京大空襲で崩壊。戦後すぐに修復工事が行われましたが、3階建てが2階建てになり、南北のドームは台形に変更されました。2012年に復元工事が完了し創建当初の形を取り戻したのは記憶に新しいところ。

非常に横幅の広い建物ですが、ここはいくつかビューポイントがあります。
基本は正面、皇居へ続く行幸通りから。
新丸ビルの7階テラス / 丸ビルの5階テラス / 旧東京中央郵便局跡地の KITTE 6階屋上庭園 といった周囲の建物から見下ろすのも意外と穴場です。いずれも無料ですし。

IMGP6357.jpg



辰野式建築、東の代表が東京駅なら、西の代表はこちら

大阪市中央公会堂(1918年/大阪府大阪市/実施設計/重要文化財)
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この建物は岡田信一郎氏の設計で、辰野氏が建築顧問となったものです。そのためか、バロック的な壮大さを持ちつつ細部に優美な装飾が施されたネオ・ルネッサンス様式となっています。
正面が東を向いており、午前中の順光良し。夕焼け空をバックにするも良し。日が落ちてライトアップされた姿もまた格別。

IMGP8930.jpg

IMGP8936.jpg

個人的に日本の洋館で一番好きな建物です。

IMGP8938.jpg


日本では、木造建築が多かったことや、地震、火災、戦争被害、等々の理由により、歴史的建造物の数は欧米のように多いとは言えません。が、それでも探してみれば街中に意外なほど見つかりますし、また、そういったことに注目しながらだと、何気ない街歩きもより楽しいものになるのではと思います。


それではまた。
posted by ボックス・ワン at 11:41| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする